~共感力トレーニング~
こんにちは
ロミオです。
前回は共感力の高さを診断する
「共感力診断テスト」
をご紹介しました。
今回は
自分の共感力がイマイチ低いと感じた場合のために、
共感力アップのためのトレーニング方法を
お伝えしたいと思います。
女性の気持ちに
寄り添うということを考えると
共感力を身につけることは非常に大切です。
共感力を高める方法としては
いくつかあるのですが、
ここでは僕が主に重要だと感じた
3つをご紹介したいと思います。
まず、
共感力を高めることの前提として
主観的に考えずに客観的に考えることが大切です。
自分の想像だけで
女性の気持ちを考えてしまうと、
決めつけや思い込みなどの
偏りが生じてしまって、
共感どころではなくなってしまうからです。
客観的に考えることで
出来る限り相手とのギャップを無くして
女性との距離感を縮めていきましょう。
今回ご紹介する内容は、
臨床心理学に詳しい川島達史さんが、
実際にカウンセリングや
セミナーで行っている方法ですので
少しシェアしますね。
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1、感情の明確化
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これは相手が言葉にできない
隠れた感情の部分を
代わりに表現してあげることをいいます。
例えば友人に、
「最近、会社の先輩に怒鳴られるんだよ。
はぁ・・・明日も仕事か・・・」
と言われたとしたら、
「はぁ・・・明日も仕事か・・・」
の部分に感情が隠されています。
そこで共感力が高くなると、
「怒られると毎日仕事に行くのが憂鬱だよね・・・」
というように、
「嫌だよね・・・」
「辛いよね・・・」
などの気持ちの察知ができるようになります。
そのほかにも、
「昨日彼女にLINEしたのに
今も返信が来ないんだ・・・」
「LINEして返信がないと
すごく不安になるよね・・・」
といった感じです。
ここでのポイントは、
相手の声のトーンや、
ため息、冷笑などの部分に
注目して聞いてみることです。
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2、質問力
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質問力というのは恋愛の中でも
とても大切なスキルと言われています。
ここでは
5W1Hの考え方を
うまく使っていきましょう。
・いつ(When)
・誰と(Who)
・どこで(Where)
・なぜ(Why)
・なにを(What)
・どうやって(How)
このフレームワークを使うことで
相手の気持ちを深堀し、
共感しやすくなります。
例えば、
「先週サッカー観戦に行ってきたんだ」
という話をされたとしたら、
「誰と(Who)行ってきたの?」
と聞き返すことで楽しさに共感できる可能性が高まります。
そのほかにも、
「せっかくのゴールデンウィークが
雨になりそうでテンションがダダ下がりだよ・・・」
と、このような話をされたら、
→5W1Hの質問
・誰と(Who)
・どこに(Where)
・なにを(What)しに行く予定があったの?
→感情の質問
・どのくらいテンション下がってるのか?
この2つにフォーカスして
聞き返してみましょう。
ここで大切なのは、
特に相手がネガティブな発言をしてきた場合、
ネガティブな単語を入れた
「感情の質問」をすることです。
不安
元気がない
モヤモヤする
ソワソワする
イライラする
つらい
悲しい
疲れている
暗い
やる気がない
めんどくさい
後ろ向き
つまらない
しんどい
興味ない
憂鬱
このような単語を使って質問してあげましょう。
つまり感情を言語化するということです。
さらにここでポイントとなるのは
「どうしたの?」
「何があったの?」
と質問することが大切で、
「~すれば?」
「~したら?」
というような、
アドバイスをすることではないという点です。
アドバイスというのは、
時には相手を否定することにも繋がってしまいます。
つまり、過去にアドバイスをしていた経験のある人は
気づかないうちに相手を否定してしまっていた可能性があります。
コミュニケーションでは
相手を尊重することが大切です。
あくまでも、
あなたは聞く側に回って
質問するというスタンスを取るようにしましょう。
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3、考え方の理解
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運動が得意な人がいれば苦手な人もいるように、
考え方も人それぞれ違います。
例えば、
友人にあるミュージシャンのライブに誘われた場合、
音楽好きの方であれば
喜んで行くと思いますが、
音楽に興味のない人や
うるさいところが嫌いだったり
人混みが嫌いという人もいるかと思います。
相手の気持ちを
感じ取ろうとすることはとても重要なことですが、
もしも、
なかなか共感できない
と悩んでいるとしたら、
あなたの考え方の視野が
狭くなっているのかもしれないですね。
考え方を切り替えてみると
意外と見えなかった相手の感情が
見えてくるようになります。
まずは感情と考え方を
分けてみることがポイントとなります。
ここで1つ例題を挙げてみましょう。
「最近、職場でバカにされるようになって
かなり辛いと感じているんだけど・・・
今まで仕事は楽しくやるものだと
思っていたんだけどどう思う?」
仮にあなたが
このような相談を受けたとしましょう。
この相談者にとっては
「仕事は楽しくすること」
というのが考え方であり、
辛いという気持ちが感情になります。
仕事に関しての考え方は
人それぞれ相対的なので、
楽しくすると考える人もいれば
目標を達成するためのもの
と考える人もいますし、
スキルアップのためのものと考える人もいます。
ですが、
その一つの考え方に偏ってしまうと
他の考え方が間違っているかのように捉えてしまいがちです。
人間の考え方には
100%正しいということもなければ、
100%間違っているということもありません。
1つの考え方には必ず理由が存在します。
ですので、この場合の共感の仕方としては、
「確かに楽しい職場であることは一理あります。(考え方)
楽しさがない職場では気が滅入ってしまいますよね。(感情)」
つまり、100%完全に共感しなくても
一部分だけでも共感できることを伝えれば、
自然と共感のイメージが
掴むことができるようになるということです。
このように共感力というのは
トレーニングを積み重ねることで
スキルアップすることができます。
ただし、
あまり力み過ぎると
自分自身が疲れてしまいますので、
自分の共感力が低いと感じている場合は、
適度にチャレンジしてみてください。
それでは今日はこの辺で。
またメールしますね。
今日も最後までお付き合い
ありがとうございます。
ロミオ